家にたどり着いた後体験した出来事を祖父に話すと祖父はそれは山の神さん家土井その後少し怖い顔でもう二度といくらと続けた祖父の一件をかたくなに守ったわけでもないがこの話は後日談は何もない後で言ってみたがそんな場所はなかったとか恐ろしい伝えがあったとの旨のときめくような話は一切ないので俺達は会うたびにその話をしたしもう一度行ってみたい気持ちもなくはなかったが不思議ともうあの場所へ行くことはなかった。
やがて時は流れ丸俊森は突然消えた宅地造成で守りは切り開かれ貫くように大きな道が通った畑は潰されてあぜ道はアスファルトに変わり餅はまとめて別の場所へ移されてその上にはペンション風の家が建っているコリだけが通った道を自動車外機械俺たちが狐を見たあの場所も多分今はもうない